
ASML決算、Q2の93億ユーロから来期120億への飛躍が示すもの
「ASML、第2四半期の売上高93億ユーロ」——決算のヘッドラインはこの一行で足りる。ところが同じ発表資料は、来期の売上を110〜120億ユーロと見込んでいた。90億台前半から一段跳ね上がる数字だ。この飛躍を「AI需要」の一言で片づけると、...
2026年7月15日

アップルがインテル・ファウンドリの初顧客に——18A-P発注がASMLに波及する連鎖
トランプ大統領のアップル・インテル提携発言、VLSIシンポジウムでの18A-Pリスク生産開始、そしてASMLへの最大46億ユーロ発注観測——別々に報じられた三つのニュースが一点で交わる。インテル・ファウンドリが、創設以来はじめて「本物の外部...
2026年6月26日

ASML・TSMC・imec、2D材料トランジスタを300mmで実証——「シリコン後」の最初の足音
imec・ASML・TSMCが、原子1層分の薄さしかない2D材料のトランジスタを、量産と同じ300mmウェーハ上で94%の歩留まりで動かしてみせた。VLSIシンポジウムで発表されたこの一報は「また新材料の論文か」と読み流されがちだ。だが本質...
2026年6月18日

マスクの「TeraFab」を読み解く——本当の主役はASMLのEUVだ
「単一の工場で米国のチップ生産を倍にする」——イーロン・マスクのTeraFab構想は、額面通り読めばただの誇大表現に見える。だが、ASMLのフーケCEOが「彼は本気だ」と公の場で認めた瞬間、この話は別の意味を帯びた。注目すべきはマスクが語っ...
2026年6月16日

TSMC、A13でも「約4億ドルの装置」を見送る──ハイNA EUV延期と、ASMLの静かな路線変更を読み解く
「TSMC、A13世代でもハイNA EUVは使わない」──2026年4月のテクノロジーシンポジウムでの一言は、それだけ見れば技術選択の話に過ぎない。だが、1台およそ4億ドルという装置の導入を1.3nm級ノードまで先送りするこの判断の裏には、...
2026年5月12日

ASML Q1決算、売上€8.8Bで通期ガイダンス上振れ — 中国規制の逆風下でEUV需要が示した本当の地殻変動
「ASML、Q1売上€8.8B、通期ガイダンスを€36〜40Bへ上方修正」——2026年4月15日の決算速報はこれだけだった。だが、この一行を額面通りに受け取ると、3つのシグナルを見逃す。中国規制の重しが続くなかで通期レンジを引き上げたこと...
2026年4月16日

SK Hynix「80億ドル」の一手 — EUV30台と米国上場が描くAIメモリーの未来図
3月24日、SK Hynixがオランダの半導体装置メーカーASMLに約 80億ドル (約1兆1,950億円)規模のEUVスキャナー約30台を発注したと報じられた。ASML史上最大の単一公開受注だ。翌25日には、SK Hynixが米国ADR上...
2026年3月25日

ASML「1,000W」の衝撃 —— EUV光源が切り拓く、半導体製造の次の10年
画像出典:ASML 2026年2月23日、ASMLが一つの数字を発表した。 1,000ワット。 EUV(極端紫外線)リソグラフィの光源出力が、初めて4桁に到達した瞬間だ。2018年に量産が始まった時の250Wから、わずか8年で4倍。この数字...
2026年2月25日