
マイクロン広島HBM工場、5月着工——1.5兆円投資と政府補助金5,000億円が描く「第3のHBM拠点」地図
「マイクロン、広島に新HBM工場を建設、2026年5月着工」——速報の見出しはこれだけだった。だが、この一行を額面で読むと、総投資額1.5兆円、日本政府補助金最大5,000億円、そして日本初のEUV量産適用という三つのシグナルを見落とす。こ...
2026年5月19日

TSMC、A13でも「約4億ドルの装置」を見送る──ハイNA EUV延期と、ASMLの静かな路線変更を読み解く
「TSMC、A13世代でもハイNA EUVは使わない」──2026年4月のテクノロジーシンポジウムでの一言は、それだけ見れば技術選択の話に過ぎない。だが、1台およそ4億ドルという装置の導入を1.3nm級ノードまで先送りするこの判断の裏には、...
2026年5月12日

Samsung SF2P 70%歩留まり到達 × Taylor工場93%完成──「Samsung不振」という通説が崩れる瞬間
「Samsung Foundryは2nm世代でも遅れている」──ここ数年、業界の通説はそうだった。だが2026年4月のデータは、その前提を静かに崩しつつある。SF2P(2nm GAA)の歩留まりが70%に到達し、テキサス・Taylor工場は...
2026年4月30日

ASML Q1決算、売上€8.8Bで通期ガイダンス上振れ — 中国規制の逆風下でEUV需要が示した本当の地殻変動
「ASML、Q1売上€8.8B、通期ガイダンスを€36〜40Bへ上方修正」——2026年4月15日の決算速報はこれだけだった。だが、この一行を額面通りに受け取ると、3つのシグナルを見逃す。中国規制の重しが続くなかで通期レンジを引き上げたこと...
2026年4月16日

TSMC熊本Fab 2「3nm承認」— "成熟ノード工場"が一夜にして最先端拠点に変わった理由
2024年2月、JASM第1工場が稼働を開始したとき、業界の評価は明確だった。「6〜12nmの成熟プロセス。最先端とは程遠い工場」。それから2年。2026年4月1日、台湾政府がTSMC熊本Fab 2に3nmプロセスの配置を正式に承認した。月...
2026年4月3日

SK Hynix「80億ドル」の一手 — EUV30台と米国上場が描くAIメモリーの未来図
3月24日、SK Hynixがオランダの半導体装置メーカーASMLに約 80億ドル (約1兆1,950億円)規模のEUVスキャナー約30台を発注したと報じられた。ASML史上最大の単一公開受注だ。翌25日には、SK Hynixが米国ADR上...
2026年3月25日

ASML「1,000W」の衝撃 —— EUV光源が切り拓く、半導体製造の次の10年
画像出典:ASML 2026年2月23日、ASMLが一つの数字を発表した。 1,000ワット。 EUV(極端紫外線)リソグラフィの光源出力が、初めて4桁に到達した瞬間だ。2018年に量産が始まった時の250Wから、わずか8年で4倍。この数字...
2026年2月25日

TSMC熊本第2工場、3ナノ生産へ転換 — AI需要急増が変えた日本半導体戦略
AI時代の転換点 — 熊本が世界の3ナノ生産拠点に 2026年2月5日、TSMCの魏哲家(C.C. Wei)CEOが高市早苗首相を訪問し、熊本第2工場(JASM Fab 2)の製造プロセスを当初計画の6ナノから 3ナノへ転換 すると発表した...
2026年2月9日