
ラピダスの「TSMC以下」宣言とTSMCの全先端ノード値上げ——価格を決める権力はどこから来るのか
ラピダスが2nmウェーハを300万〜350万円で出すと言い、TSMCは同じ時期に先端ノード全体の値上げを顧客に通告した。片方が下げ、片方が上げる。この非対称を価格表の優劣として読むと、見誤る。問うべきは、それぞれの値札が「どこから来ているの...
Jul 13, 2026

サムスン2nm「ソブリンAI」宣言の裏で起きていること
「サムスンの2nm、ソブリンAIへ」——SAFE Forum 2026の見出しはこう流れた。だが、これは新しい標語の話ではない。四年間赤字を垂れ流したファウンドリ事業が、微細化競争そのものから降りて、勝てる土俵に移ろうとしている——その方向...
Jul 2, 2026

TSMC 2nm、いよいよ量産入り——「ナノシート」で工場は何が変わるのか
「2nm」——スマホとAIが同じ最先端チップを取り合う時代が、ここから始まる。TSMCのN2は2025年末に量産へ入り、2026年に立ち上げを加速させている。だが押さえるべきは「2nm」という数字ではない。トランジスタの作り方が、20年ぶり...
Jun 5, 2026

Samsung 2nm SF2Pが歩留まり70%突破、Tesla AI6を独占受注——「TSMC一強」の前提が崩れた瞬間
Samsungの2nm「SF2P」が歩留まり70%に到達した——この一行を「ようやくTSMCに追いついた」と読むと、本質を取り違える。70%が動かしたのは技術の順位ではない。Teslaの16.5億ドルを動かし、最先端ノードの「一社購買」とい...
Jun 1, 2026

TSMC N2量産開始と月14万枚の正体——「AIがAppleを押し退けた」2nm時代の本当の意味
TSMCがN2(2nm)プロセスの量産を静かに開始した。だが、この発表の本当のポイントは「GAA初採用」ではない。月14万枚という生産目標、すでに確保した15社の顧客、そしてQ3 2026にN2の売上が3nm・5nmを追い抜くという見通し—...
Apr 13, 2026

Rapidus 1nm —「6か月」が意味するもの
3月30日、TrendForceが報じた一つの数字が、半導体業界の空気を変えた。 Rapidusが1nmノードの開発を加速し、TSMCとの技術ギャップを わずか6か月 に縮めることを目指しているという。2nmの量産開始は2027年、その先の...
Apr 2, 2026

Samsungの「三枚カード」── HBM4初出荷・米国2nm・ターンキー戦略が描く、TSMC独占への挑戦状
2026年2月、Samsungから3つのニュースが同時に飛び出した 2月2日、Samsung Electronicsがテキサス州テイラーの新工場で2nmチップのリスク生産を開始した。2月12日、業界に先駆けてHBM4メモリの商用出荷を発表し...
Feb 22, 2026

日本半導体ルネサンス——TSMC 3nm+Rapidus 2nm、二軸戦略の現在地
1980年代後半、世界の半導体売上トップ10のうち6社が日本企業だった。グローバルシェアは50%に達していた。しかし、日米半導体協定(1986年)、ファウンドリモデルへの移行、そして数十年にわたる過少投資が重なり、日本のシェアは2022年時...
Feb 8, 2026